みんなのブログ top »

マイク犬ジョンのあんな船橋こんな船橋

雨の水神祭2022で目撃したあんな神事こんな神事 2022.04.05 by Iami

ジョンでーす!
毎年4月3日に船橋漁港で執り行われる「水神祭」に今年も潜入してまいりました!

 

ここでジョンメモー。
「水神祭」とは、船橋市漁業協同組合が毎年4月3日に開催する、海上安全と豊漁を祈願する神事です。
神事なので毎年4月3日と決められています。土日祝平日関係なしに、4月3日開催です。
会場にたくさんの船を集めることから「船祭り」とも呼ばれています。
…が、コロナ禍の影響で神事のみ執り行われることになっています。
「だったらコロナ落ち着いてからでもいいじゃない」思われるかもですが、「水神祭」は、冬の漁を終えた漁師さんが、春の漁を始めるための節目としての役割も果たしている、
とってもとっても大事なお祭りなのです。

 

…と、張り切ったまではよかったんですけど、あいにくの雨。
それでも、漁港の船には大漁旗がはためいています!

 

水神祭と言えば、船上での神事が目玉ですが、今年は船上では執り行わず、屋内での開催となりました。
と、いうわけで、皆さん準備中。ワタシ見学中。

 

神職の方に許可をいただき、神さまに捧げる鯛の下ごしらえを間近で見せてもらいました。
特にお作法はないようですが「活きのいい鯛」に見えるように結ぶのがポイントのようです。

 

あ、船橋産の海苔もある!
…よく考えたら、こんなに間近で神事の準備を見る機会ないですよね。
なかなかに興味深いです。

 

さあ、祭壇の準備もすっかり整いました。

 

今年も漁協関係者のみで水神祭が執り行われます。

 

ちなみに屋根はありますが、超風通しの良い場所での神事となっています。

 

まずは市長をはじめ、来賓の方々のごあいさつ。

 

 

去年もご紹介いたしましたが、今年も神事の内容をざっくりご紹介します。

修祓(祭事の前のお清めの儀式)

降神の儀(祭壇の前に神様をお迎えする儀式)

献饌(けんせん)の儀(神様に供物を捧げる儀式)

祝詞奏上(神様に感謝の気持ちや協力をお願いを古来の言葉で伝える儀式)

切麻散米(きりぬささんまい)(半紙を裁ったものを四方に撒いて清める儀式)

玉串奉奠(玉串に自分の心を託し神様に捧げる儀式)

お神楽(今年度も感染症対策のため取りやめ)

撤饌の儀(神様の供物を下げる儀式)

昇神の儀(神様にお戻りいただく儀式)

 

この中の「祝詞奏上(のりとそうじょう)」と

 

切麻散米(きりぬささんまい)は、神事に参加している方に対してと、海に向かっても行われました。

 

神事が終わったら沖へ出て「種まき」を行います。
今年もばっちり中身を撮らせていただきました!

 

 

最後に船が沖へ出て、水神祭は終了です。
いつか、たくさんの船とたくさんの大漁旗がはためく水神祭を見てみたいなー。

 

 

海の恵みに感謝して、今回はここまで!
関係各位の皆さま、お疲れ様でした!

 

ジョンです

ジョン
市民記者としてこれまでお伝えしてきた「あんな船橋」や「こんな船橋」の楽しいレポをそろそろまとめたいなぁ…なんて思いつつ 思い切って「コーナー下さい」と言ったら作ってもらいました! いや~言ってみるもんですね。 と言うわけで地道に探索した「ふなはじ探検隊」や「みんわの船橋」などの企画モノや、電車ネタ、船橋の季節の風景、船橋の特産物、あれこれあれこれみ~んなまとめてジョンがお伝えしちゃいます

あんな船橋こんな船橋の過去の記事

更に過去のあんな船橋こんな船橋

新着記事
千葉ジェッツ
小峰がちらっ
あん船こん船
ひらの農園
みんなのサークル
船産船消の飲食店