ジョンでーす!
気づけばすっかり春めいてまいりました。
というか、海老川名物の桜の花が一気に咲いて一気に散って、春が駆け抜ける音が聞こえて参ります。
今年の春はちょっとせっかちさんかもですね。
さー。そんな春4月。
船橋の漁港では、大漁を祈願する「水神祭」が開催されます。
今回は、伝統の「水神祭」を取材して参りました!
はい。まずはジョンメモー。
「水神祭」とは、船橋市漁業協同組合が毎年4月3日に開催する、海上安全と豊漁を祈願する神事です。
神事なので毎年4月3日と決められています。土日祝平日関係なしに、4月3日開催です。
旧暦にすると3月1日になるんですね。
会場にたくさんの船を集めることから「船祭り」とも呼ばれているそうですが、今年は規模を縮小しての開催となります。
「水神祭」は、冬の漁を終えた漁師さんが、春の漁を始めるための節目としての役割も果たす大切な祭りなので、雨が降ろうが嵐だろうが、祭りを中止することはないそうです。
実はワタシ、水神祭初めてなんですよね~。
今回は、漁業組合員と関係者のみの開催ということで、一般の参加は取りやめだったのですが、プレスとして取材させていただきました!水神祭は、祭壇が祀られている船と、組合員の方が参加する船の上で執り行われます。
画像は始まる前の様子です。
さー。式典が始まりましたよ。
まずは漁業組合の組合長や来賓の方のおはなしが続きます。
来賓の方のお話が終わったあと、船橋大神宮の神職の皆さまが神事を執り行います。
ここで神事の流れをざっとご紹介いたましょう!
このように、神事には一つ一つ意味があるのです!
今年は感染症対策の影響でお神楽が取りやめとなったので、その分玉串奉奠がちょっと長めに行われました。
生雅楽隊の演奏も合わさってなかなか厳かな雰囲気でしたよ~。
こんな時でもないと、生雅楽を耳にする機会もないですものね。
神事の終わりとともに、締めの挨拶で、水神祭はお開きとなりました。
例年なら、この後に紅白の餅まきとかあったんですって。
船上から飛んでくるおモチを、フリスビーの如く華麗にキャッチしたかったんですが残念。
そうそう、神事の後は、代表者が船で沖に出て「種まき」をするのですが、
「種」の中身を見せていただきました!
神前に供えていた「米、麦、粟、ひえ、大豆」とのこと。
種まきに出発するお船も見送って、今回の水神祭りはおしまい。
関係者の方からは「やっぱりちょっと寂しいね」という声も聞こえたので、来年は例年通りのおモチが飛び交う水神祭であるといいですね。ちなみに、とある漁港関係者の方より、神事後の祭壇の画像をご提供いただきました。
玉串がたくさん奉納されてますね!
漁港関係者の皆さま、取材させていただきありがとうございました!
ではまたお会いしましょう~♪