みんなの船橋

平成14年にオープンし、今年で10年目を迎えるという、珈琲屋 ら・ぽず。

木の素材をふんだんに使用し、壁が土壁の店内は、全て将来は土に戻るようエコを意識しているそう。
インテリアに使用している障子の紙には、書道家の方から分けて頂いたという筆字の入った半紙を使用しています。
お店の真ん中にある柱は廃材を積み重ねて使用しているとのこと。
さらには店内奥にある木のオブジェがとても印象的です。

それぞれが主張しすぎない、調和のとれた優しいお店の雰囲気は、
「こだわりがないことがこだわり。お店に来るお客様に、とにかくゆっくりした時間を過ごしていただきたい」とおっしゃるマスターのさりげない気遣いと温かいお人柄が出ているように感じます。

老齢期に入った方々にゆっくりした時間を過ごしてほしいということで、地域に密着した憩いの場所になっているご様子。お仕事中にほんの一息のんびりしたい方の利用も多いとのことです。

「お店の扉には“ラポズ”って入っているんだよ」とにっこりしたお顔でおっしゃるマスター。
このさりげなさが素敵ですね。

一歩路地に入ったところにある、落ち着いた雰囲気のカフェで、
寛ぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。