みんなの船橋

子供をぬくぬくと育てたい家庭には向いていない保育園だと思います。
真冬でも裸…毎日の駆け足は当たり前の生活なので。


この保育園を卒園した子供たちは本当に忍耐強く、体力（特に持久力）がつくと思います。

そして、年長になると下の学年のお世話係があります。
この経験を通して、人を思いやる気持ちや助け合う気持ちが育成されます。年長になるまでに自分達がしてもらってた事を、今度はしてあげる立場になるだけなので、そうする事が当たり前で、自然と優しく接する事が出来ています。

また、同じ敷地内に障害者施設があり、年に数回交流があります。
小さいうちから障害のある方と接する事で、偏見を持たない視野の広い子供に育ってくれている気がします。

過去の投稿にあった、傷に絆創膏を貼るだけ…
これは、随分と対応が変わっていると思います。
お迎えに行くと必ず担任の先生から謝罪の言葉がありますし、帰りが遅くなっても待っていてくれた事もありました。傷が残らない様にと配慮した処置をしてくれたりしています。（ただ、転倒による擦り傷は多いです。苦笑）


ダメなものはダメという保育園のルール（受け取り方によっては融通がきかない？）はあるかと思いますが、こちらの意見を全く聞き入れないという訳ではありません。確かに最初は素っ気ない雰囲気もありましたが、お互いオープンに相談出来る関係になるとその厳しさもまた、親として成長させられた感もあります。

物は考えよう…ハイハイと保護者の言うとおりにして欲しい人は他の保育園をオススメします。
どちらかというと、通園中に『この保育園いいわ~』って思うよりも、無事卒園して数年経ってからじわりじわりと『この保育園に通わせて良かった~』と実感するタイプの保育園な気がします。

　随分昔にあすなろ保育園を卒園したものです。裸で裸足の保育園ということで、今でも珍しい保育園かもしれません。あるいみスパルタ的な方針を貫き、当時は冬でも霜焼けにならないと靴下着用禁止という状況でした。（その割には室内に温水プールを持つ、当時としては珍しい保育園でもありました）
　私は未満児クラスから預けられたのですが、一度も喜んで園に行く事がなかったという、当時は伝説的な存在でもあったようです。あの子を素直に登園させる事が出来る人はいるのか・・・そんなウワサもあったようです。そして、唯一私を園に「元気に」登園させた保育師希望の女性が園長先生から目をつけられ、そのまま研修生として採用されたそうです。
　さて、そんな私ではありますが、今振り返るとあすなろ保育園の教育方針は私の人生に非常に大きな影響を与えていると実感しています。それは我慢強くなれることや、丈夫な体になる事です。卒園式で暗唱した島崎藤村の詩は今でも覚えています。
　この保育園で学んだ、ケガは勲章、薄着は自慢、そんなタフな精神は逆境に耐える勇気や自信を与えてくれました。おかげで私はその後様々な経験にチャレンジする事ができる豊かな人生を歩ませていただいております。
　最近は子どもがケガをしただけで大騒ぎするご家庭も増えています。親が余計に心配することで「怪我をすること」がなんだかいけない事やミジメなこと、醜いことと子どもも認識してしまうことで、子ども自身も不安になる事はあると思います。でも逆に思い切って子どもが強くなることを親が応援してあげると、子どもはたくましく育つものです。
　家庭の子育て方針によって好き嫌いが激しく表れる面はありますが、保育園の方針は変えてほしくないと強く願っています。
　大学入試にまで親が心配で付いていくという過保護な時代、携帯電話など通信環境の発展によってますます子離れが難しくなる時代、精神教育に努める事は難しくも貴重な存在です。子どもを強くするためにも、親も強くなって欲しいものです。

子どもが伸び伸びと逞しく育つ保育園だと思います。
裸足や薄着、砂場の園庭で楽しく過ごしてますよ！
かけ足もかなり走れるようになります！

団地に囲まれ、バスの便も良く（バス停団地入口と桜ヶ丘と２つが使える）、大型スーパーなども近所にある、坂の下に落ち着いている場所にある、いい立地に思います。
子供が伸び伸びと育ちそうな保育園です。