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2011-12-23
ジョンです。
先日、船橋港親水公園を取材した帰りに、
「かんぺきになおします」
という看板を見かけたので、
え?何を? と、思わず二度見したら、
「がんぺきをなおしています」
という内容でした。
転んでもタダでは起きない市民記者。
そんな読み間違いも何かの縁だと開き直り、
看板にあった12月17日を待って、
本当に直っているか確認してまいりました。
…とその前に。
この看板が掛けられていたのは、
海老川水門(船橋排水機場)を横断できる遊歩道の入り口。
浜町と湊町を行き来できるので、
地元の方には欠かせない生活道路となっています。
ここから見る船橋港と外海の景色は絶景ですよね!
何せ、こないだ発売された「散歩の達人」にも載ってましから、
散歩ごころを刺激する「何か」があるのは確かです。たぶん。
ところで、この海老川水門。
年中無休で、海の水位から船橋市を守っているのをご存じでしたか?
いや、ワタシ知らなかったんで、調べてみたんですよ。
そもそも水門は「高潮や波浪から、背後地を防護するために、
河川、運河などを横切って設けられる」海岸保全施設の事を指すそうです。
海老川水門の場合は、
基本、海老川内の水位が185センチになったら全閉になるとの事ですが、
それ以外でも、背後地とされている海老川下流一帯が、
その昔、地盤沈下の影響を受けて、
水のトラブルが発生しやすい土地となってしまったので、
高潮時でなくても、24時間体制で、海老川河口部の水位を常時一定以下に
調節する為に、水門開閉や排水操作を行っているそうです。
つまり、開けたり閉めたり、水を排出したりと、
常に水位に注意を払って船橋市民を守ってくれているという事ですよね。
なんだかすごいですね~海老川水門!…と、船橋排水機場関連の方。
そんな、大変便利で景色も良い海老川水門でしたが、
2011年3月11日の東日本大震災の影響により、
擁壁の一部が崩れ落ち、通路に段差も発生したとかで、
一時期通行止めとなっていました。
崩れ落ちたところは丸見え状態で、
水門の横を通過するときは、
いつまで通行止めなんだろうとなんとなく気になってはいましたが、
1キロも迂回しなければならなかったそうで、
実際に通行していた地元の方は、
大変不便だったのではないかと拝察いたします。
とにかく、無事に開通して何より。
というわけで、初志貫徹。
看板にあった「がんぺき」部分を見てみたら、
ぴっちりと「かんぺき」に直っていました。
これでまた、あの景色が楽しめますね~。
水門自体も建設から30年ほど経過しているそうで、
老朽化なども問題視されているそうですが、
あの味のあるたたずまいは、
いつまでも船橋港の情景の一部として存在していて欲しいです。
…あ、あとワタシは、
もう少し落ち着いて看板見る事にします。エヘヘ。
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