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御宿伊勢えび祭りに行く　パート２

このネタを読んだ人 5471人

2012-10-19

タグ：: 千葉ジェッツ; mac; 御宿; 伊勢えび祭り

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少々長いですが、お暇な方は読んでみてください＾＾いよいよスーパーブースターの登場です！！

伊勢えび祭りの開場は９：００

そしてそれを嘲笑うかのような「伊勢えび渋滞」

Ｈさんの不安が大きくなった

「これで限定販売が買えなかったら何のために来たのかわからないなぁ・・・・・」

ごもっともだと思う

会場に着く頃には程良く衣類も濡れてしまっていた

そんな中、無情にも悲しいアナウンスを耳にした

「伊勢えびとサザエの限定セットの整理券の配布が終了しました」

心配が現実のものになった瞬間

・・・・・・・・

伊勢えびの限定販売にはすでに長蛇の列・・・・・

この強風・雨の中みんな朝早くから並んでいたのだろう

ポカーンとなるしかない

「どうする？」

「とりあえずあの建物にでも入ろう　なにかあるかもしれない」

・・・・・なにもない・・入って３０秒で全て見れた

僕達同様、伊勢えび祭りも雨の中、テンションが上がっていない

どこか店にでも行くか・・・・・もう伊勢えびを食べるしかない

しかし今は日曜朝の９時

普通で考えればどこも営業時間前

しかしここにいても仕方ない

その建物の中にあった観光案内を見ると「朝９：００～営業」の輝く文字が！！

少々遠いがそこに行くことに

御宿の海岸線をトボトボ歩いていく

結構歩いただろうか？

ようやく目的のお店らしき建物が見えてきた

ガーン・・・・・

残念ながらそこは伊勢えびの販売所だった水槽の中で伊勢えびが動いていた

「伊勢えび祭りと同じ金額で売ってます！！」

と言われても・・・・・伊勢えび祭り会場から来た僕らにはむなしいだけ・・・・・

もう少し歩いてみることに

どんどんどんどんお店が少なくなっていく。。。。。

すると民宿が見えてきて「お食事処」と書いてあるではないか！

「民宿は２４時間営業だろ？」

それは勝手なこちら側の理論だった

「すみません　食事できますか？」

「・・・・・さすがにまだ・・・・」

「ですよね・・・・・」

仕方なく駅前に向かうことになった

「せめて雨止めよ～～～！！（怒）」

冷静に考えればこれは最上級の願いだったかもしれない

駅に向かうと９時４０分くらいになっていた

そう言えば駅前に喫茶店みたいなところで「伊勢エビステーキ」って書いてあった事を思い出す

なんとなく開店準備をしていたようでもあったし、そこへ行ってみよう

その店に着くとなんと１０時開店ではないか！！

やったぜ！！やっとテンションが上がってきた！！しかしＨさんはトイレががまんできないらしい・・・・・

僕らは伊勢えび販売の列ではなく、開店前の喫茶店の前に並ぶことになった

しかしＨさんは駅のトイレに向かう(笑）

お店の人の計らいで開店前に入れてもらえた

おそらくＫさんの「（客が）いることわかってんなら入れてくれればいいのに・・・」
という大きな声のつぶやきが聞こえたからだろうと思う

やっと座れた！！

メニューの「ビール」という文字を見てテンションが上がってきた！！まるでおもちゃを買い与えられた子供と同じだが・・・・・

さっそく乾杯！！

もうテンションが上がっていたぞ～～～単純すぎる＾＾

金目鯛の煮つけ・刺身盛り合わせ・伊勢えびのお造りを注文する

一緒にいるＫさんは日本料理職人だ

嫌味のない解説はありがたい

魚をきれいに食べれるのは魚の構造を知ってるからだとか（実際にＫさんが焼き魚を食べると漫画のように骨と頭しか残らない）

伊勢えびのおろし方と伊勢えびの弱点は目だということだったりとか・・・・・

もちろん味についても、イヤという程わかっているのだろうが、決して味についてめんどくさい事を言わないので一緒に食事をしていても楽しい

ただ他のお客さんが伊勢えびのお造りを注文すると「いけす」から捕って来た伊勢エビを見せて「これを御刺身にしますね」と店員さんが言っていたのだが、僕らは言われなかった。

「なんでこっちには言わなかったんだ？」という事を他のお客さんが調理前の伊勢えびを見せて貰ってるのを見る度に主張していた

さてさて話は前後するが、僕らに伊勢えびのお造りがやって来た

頭しかないのにまだ動いている

すさまじい生命力！！

しかも目の前にある刺身のつまのダイコンを食べている

それを運んできたおばちゃんが一言

「この子かわいいでしょう？」

どうやらおばちゃんには他の伊勢えびよりも可愛くみえるらしい

普段であれば「そうですね」と言える大人ではあったが、さすがに「どこがです？？」と言ってしまった・・・・・

おばちゃん曰く、背中から頭にかけての形が可愛いらしい・・・・・

いまだに違いもわからないし、可愛さも理解できていない

まあ念願の（？）伊勢エビを食べて満足になった僕らはダラダラと飲んでいた

すでに駅前の喫茶店が、昼前に居酒屋に変わっている

注文も塩辛だとか、日本酒だとか・・・・・

さっきまでのテンションの低さはどこへ行ったことやら・・・・・

気づけば１０時に入った喫茶店も昼に近くなると混雑しはじめた

店員さんの対応が明らかに「早く帰ってくれ！！」モードになっていた

さて、どうするか？

雨ももう止んでいる

もう一度伊勢えび祭りへ行こう！！

実はまだ触れていなかったがｍａｃの目的がひとつだけあった

それは伊勢えびを食べるなんて俗的なことではない！！

伊勢えび祭りに来た本当の目的は、伊勢えび祭りのゆるキャラ「エビアミーゴ」との２ショット写真をスーパーブースターになって撮影することだ！

さあ目的を果たしに行こう！！雨も止み、自然と足取りも軽くなる

こうなると町の中の「赤いもの」が素敵に見えてくる。赤い配管ですら写真におさめている

伊勢えび祭りの会場はさっきよりも確実にテンションがあがっていた。会場の中心では伊勢えびやサザエが大胆に焼かれている。人々にもにこやかな笑顔が戻ってきていた

会場内の屋台も活気が戻ってきた

さっそくエビアミーゴを探す

人　人　人・・・・・

どこだ？エビアミーゴ！！

それらしきゆるキャラは見当たらない

本部に行って聞いてみよう

「すみません　エビアミーゴはどこにいるんですか？」

４０のおっさんが聞く内容ではない・・・・・

「ん～～今日は雨だからお休みかな・・・・・」

「・・・・・・・」

その本部の席の後ろに解体されたエビアミーゴの着ぐるみ・・・・・

なんのためにここまできたのだろう・・・・・

このままじゃ、負けだ！！

よーし　ゆるキャラのエビアミーゴがお休みならゆるくないキャラのスーパーブースターになって会場を練り歩いてやる！！

ってことで変身してまずは会場中央で記念撮影

遠くで遠慮なく大声で笑っているおばさんがいるが、そんなの関係ない！！

会場の人も見て見ぬフリをする

そうなると意外と普通にお買い物が出来る

時々写真を撮らせて下さい　と言われるが、その勇気はすごいと思う。だから　どーぞ　どーぞ　と言って撮影をする

たいてい写真を撮ったあとに「なんでそんな格好してるんですか？」と聞かれるので、「千葉ジェッツというバスケットチームがあってね・・・・・」などと説明。

疑問に思うのだが、macと写真撮影をしてから何を撮影したか聞くってことは、ゲテモノを食べた後に、「今のなんだったの？」と聞くらい勇気がいることのような気がする。まあ、写真撮影というのが、気軽になってきた証でもあるのだろうが・・・・・

さあ僕らの酒盛りも始まった！

屋台の裏にあるベンチを陣取ってイカの沖漬けと日本酒で乾杯！！

このイカの沖漬けがとんでもなくうまい！！日本酒もガンガン進む！！

おかわり　おかわり　で随分飲んだことと思われる

伊勢エビ祭りなのにお土産は何故かイカの沖漬けとなった

雨も止んだ　お酒も入った　目の前に広がるのは広い海！！

走ろう！！

月の砂漠のラクダを見過ごして海に向かって走った

波うち際まで行くだけのつもりが、気づけばパンツ下ギリギリまで海水で濡れていた

大笑いしたが、ふとした瞬間、帰るのに２時間以上かかることを思い出して「素」に戻った

さあてそろそろ帰りますかってことで御宿駅前のヤックスで缶ビールを買って外房線に乗り込んだ

最後は記念に電車の中でスーパーブースターに変身しておいた

津田沼に到着して２人と別れて、何故か真っ赤なボストンバッグを購入して帰宅した

結果的には酔っ払い３人組の小旅行ではなく、単なる「移動」だったような気がする

macと海
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