毎月、第3土曜日に開催しています「船橋漁港の朝市」。
今月は、明日20日に予定通り開催されます。
毎回、来場いただいている地域の方に瓦版を配布させていただいております。
今回のブログは瓦版に掲載した内容を「webでも記事を共有してほしい」という声をいただき、「みんなの船橋編集長ブログ」にて共有させていただきます。
では、早速参りましょう!
「青潮でアサリに被害」なーんて記事を目にすると、この船橋漁港の朝市においでになる皆様でしたら反応される方もあると思います。では以下の設問に答えられますか?
●青潮はどこから来るの?
●青潮の正体は何ですか?
●赤潮の正体は何ですか?
●赤潮と青潮の関係は?
今月から数回にわたって赤潮と青潮について皆様にお伝えしていこうと思います。と、その前に、赤潮と青潮の話をするにあたって大変に重要な「風による海水の動き(特に鉛直方向について)」お伝えします。
前提として上図の「ポイントの設定」を見てください。青線の海の中にA、B、Cという海水のカタマリがあると考えてください。
このカタマリが風によってどう動くのかを考えます。
上の図の左側をご覧ください。図の左から右(海から陸)へ向かって風が吹くと、カタマリAが風によって右へ押し出されます。
カタマリBはカタマリAによって押されてカタマリCの位置へ動きます。カタマリCはカタマリBに押され海底を左へ向かって押されます。
この一連の動きをまとめると海水は上右図の青矢印の向きに動いていることになります。
今度は図の右から左(陸から海)へ風が吹く場合を考えます。カタマリAは風によって左へ押し出されます。カタマリBはカタマリAの位置へ動きます。
カタマリCはカタマリBの位置へ移動します。カタマリCの位置には別のカタマリ(Dとでもしておきましょうか)が移動してきます。
この動きをまとめると上左図の青矢印のような動きをしていることがわかります。
この場合、海の底から水がわき上がるように見える動きを示すので、パターン②のように陸から海へ風が吹く場合は「湧昇流(ゆうしょうりゅう)」という流れが起きます。
次回は「青潮の正体は何ですか?」というお話です。お楽しみに!
船橋漁港の朝市も、今年の開催は残り2ヶ月(12月はお休み)!
今月は20日(土)9時〜開催します。
詳細・アクセス等は、【公式サイト】にてご確認いただけます。