船橋グルメというと避けては通れないの火鍋専門店「みやま」
みやまを知らずしては船橋を知っていることにはならない、それほど最早船橋の「顔」的なお店なのです。
かつては「三国」という中華料理店からら「火鍋専門店 みやま」となり、
今年に入り、赤と白の二色鍋から赤一色への英断にて
「麻辣鍋専門店 みやま」になったみやまさん。
みやまさんは中華料理店時代から知ってますが、最近は辛さの追求よりも旨味重視な印象です。
クリムゾンな赤一色の麻辣鍋。
その特徴は読んで字のごとく、「麻」は中国特産の花山椒の痺れ。「辣」は唐辛子の辛さが絶妙にブレンドされているのが特徴です。
私はかつては、ドはまりましてね~。
船橋に勤めてた頃は、月に何度も伺いましたよ。
山椒ラブ過ぎて、スパイス屋さんで花椒を買って、自分で作る料理に入れてみたり・・・、
花椒をぱくぱく齧って、食べて、花椒の食べすぎで気分悪くなり倒れてしまったことも。
(花山椒は食べるものではないですね。はい)
毎年1月5日というと中央競馬恒例の「中山金杯」があり、競馬でぼろ負けして、
「あーーーこのストレスを解消したい。どうしよう・・・」
と思い、
「あーーーそうだ!みやまさんに行こう!」とフラッと寄って、カウンターで火鍋を食べて競馬の負けのストレス解消をしたことも。
はい。かつてはフラッと寄って入れることもあったのです。
今では考えられない幸せなことです。
しかししかし現在は「完全予約制」。
予約は3、4ヶ月先までびっちり埋まりまくりで、麻辣鍋食いたい!って思い立ったらかなりの期間待たねば食べられないのです。
というわけ3月ぐらいに予約をして、苦節4ヶ月・・・千葉の飲み仲間と一緒に行ってまいりました!
みやまさんの作法としてはスムースにファーストオーダーをいただけるように、事前注文制です。
いつもは、「豚バラ」「ラム肉」のみしか事前注文しない私ですが、ちょいと広めに注文。
まずは火鍋セット!!!
そして、鶏など串類盛り合わせにランチョンミート、ウズラ卵!!!
定番!!絶対的基本!豚ばら肉!!
個人的最重要食材!!!これが無ければ宴は始らない!!!ラム肉!!
普段は基本セットである「火鍋セット」はスルーするんですが、初回の方もいらっしゃるので今回はこれを注文。
これが後々効いてくるのです。くくく。詳しくは後ほど。
予約時間になり、仲間もそろい、具材を入れて、ぐつぐつ煮込みつつ・・・
まずはビールで乾杯。
ぷはぁーー!!うまいねーー!!
さくっと飲み干して、みやまさんの鉄板メニューである、「豚バラ」を食べる食べる食べる。
みやまさんの看板メニューではないかと思うのがこの豚バラ。
「豚バラ丼」なるお客さんのオリジナルメニューも創作されるほどの人気なのです。
最初は豚バラにラムで空腹を満たしつつ、お次は初体験の鶏の串盛り合わせ系。
おおお。。これは旨い!!!!
今まで知らなかったのが人生損してる・・・ような感覚です。
次回から事前オーダー必須のメニューですね。
更に初体験メニューが続きます。
火鍋セットについてた「餃子」ですね。
これがまた素晴らしかった。
パクっと口に入れると、「辣」的な辛さが来て、噛むことで餃子餡の甘み・旨みが来て、最後に「麻」の花山椒の痺れが駆け抜けていくという・・・・。
「え???こんなに味が変化するものなの???」
と今まで知らなくて人生損してしまいました。
これも次回から必須ですね。
そして、今回の創作オリジナルメニューが・・・
「逆ロールキャベツ」です。
なんじゃこの緑の丸っこい塊は・・・・・。
私は初見でしたが、「メキャベツ」という代物らしいです。
調べるとベルギー発祥のキャベツの変種らしいですね。
というわけで、逆ロールキャベツは、、、
豚バラ肉でメキャベツを包んで食べるのです。
ちょっとお皿が汚くてすみません。
メキャベツの甘みx豚バラの旨みx「麻」の辛みx「辣」の痺れ
もう、完璧です!!
激ウマでしたね!
中華発祥の火鍋とベルギー原産のメキャベツがシルクドーロを越えて出会い、そして世界各国で食されるの豚バラ肉で包まれて融合し黄金の輝きを放つ。
あああ・・・。なんて贅沢なのでしょうか。
(ちなみに「ドーロ」とはイタリア語で黄金を意味します)
素敵です。
改めて思ったのが、火鍋には甘い食材が相性良い気がしますね。
辛さとは相反する甘みで火鍋の魅力を更に引き出せるように思えます。
スイカに塩をかけて甘みを引き出しよしおいしい!のと同じような感じでしょうかね。
ちょっと前に流行った「塩バニラアイス」やポテトにチョコレートをコーティングしたお菓子も同様なのでしょう。
こちらの火鍋屋さんはまず予約が取れないので、行きたいと思った方は常連の方々とまずは知り合いつれてってもらうと良いでしょう。
今回もたらふくご馳走なりました。
ありがとうございました。